Area 51

Area51はSFホラー系のFPSゲーム。PS2やXboxなどでも発売されている。
UFOだとか宇宙人関係で有名なアメリカの基地Area51で事故が発生。
主人公は特殊部隊とともに調査していくというストーリー。

大ヒットしたX-ファイルで、主人公のモルダー役だったデビッド・ドゥカブニーが声優として参加している。
マリリン・マンソンも参加している。ちょっとびっくり。

秘密基地で事故が発生して調査に向かうというよくあるパターン。
HALF-LIFEのシングルプレイに似ている。

冷静に見るとよくありそうな普通のFPSゲームという気がする。
しかし製作者はSFホラーであると主張したかったんだろうというのが感じられる。
イベントのシーンなどはホラーぽい。

FPSゲームとしては大味だと思うが、予想していたよりは面白い。
仲間（NPC）もいるし、体力回復アイテムや弾薬がたくさん落ちているので、前半は簡単に進んでいける。
後半、新しい敵が出始めるとちょっと難しくなってくる。前半と後半の難易度の差はかなり激しい。
前半よりも後半のほうがゲームとしては面白い。

主人公は途中でエイリアンに変身できるようになる。
変身した状態で爪での攻撃が、ものすごいビンタにしか見えない。
ビンタをくらうと敵がふっ飛んでいく。ビンタ攻撃でバッサバッサと敵を片付けていくのはなかなか爽快。
しかし変身状態は長持ちしない。うーむ。

変身後の見た目がFallout3に出てきたスーパーミュータントに似ている。
顔色や人相が悪いところがそっくり。FPSゲームでよかった。

気になる点としては、敵のデザインや種類の少なさ、武器が少ないところなど。
武器の種類が少ないことと、自分の動きがもっさりなので、ユニークな戦い方や戦術はとれない。

全体的に、B級映画のような雰囲気が漂っている。豪華メンバーの声優までそろえたのになぜだろう。
どんな人がこのゲームを気に入るのかと考えてみた。
普通のFPSゲームとしてもちょっと物足りないし、SFホラーを期待すると期待外れということになる。

宇宙人やUFOの話が大好きな人なら気に入るかもしれない。
というか、むしろそういう人のために作られたゲームなんだと思う。

宇宙人ネタ大好きな人以外にとって、現在のこのゲームの最大の魅力はタダである、無料であるということ。
もともとは2005年に市販されたゲームであったが、現在は無料でダウンロードしてプレイできる。
いろいろとつっこみどころが多いゲームではあるが、まあ無料なら仕方ないやとわりきれる。
市販されていたときに購入した人にはご愁傷様と言うしかない。

ファイルサイズが大きいので注意。

以下、攻略のヒント。

・基本

FPSゲームに慣れている人ならだいたいわかると思う。
英語が得意な人は問題なし。普通にストーリーを進めていける。
英語が苦手な人は、画面に表示される緑のマークの方向に目的物があるので、それに向かって進む。
目的物を見つけたら近づいてTABキー（デフォルトの設定）。

基本的な流れとしては、

１、沸いてくる敵を片付ける
２、次のステージへ進むための作業
３、イベント
４、１にもどる

これの繰り返し。

・セーブ・ロード

オートセーブのため、任意の場所でセーブはできない。

・スキャナー

時々シークレットと書いてあるファイルなどが落ちているが、これを1キーでスキャナーに切り替え
マウスのプライマリボタンで情報を読み取れる。この読み取った情報はゲーム中は見ることができない。
メニューから。

・武器

二丁拳銃もできるが、むしろ手榴弾（Gキー）が役立つ。

スナイパーライフルは結構使えるシーンが多い。

途中で入手できるエイリアン銃は弾薬が自動回復するので、ゲーム中盤からはそれをメインにすると便利。
セカンダリで弾が反射する軌道が表示される。

・ライダー変身

ストーリーの途中で主人公も敵と同じ存在になってしまう。
しかし博士のおかげで自由に変身できる変身能力を得る。変身はXキー。
Cキーでビンタ攻撃。
マウスのプライマリボタンで元気玉発射。
なお変身にはエネルギーが必要だが、時間とともに自然回復。

・ひっかかりそうな場所

これもFPSゲームに慣れている人なら問題ないと思うが、そうでない人のために。

行けそうもない場所は、上へのぼれる場所などを探す。

手で認証が二つある場所は、拾ってきた腕がずり落ちないうちに、もう一つを押す。
腕は入口の近くにある。

でかい奴やバリアーの中にいるエイリアンは、手榴弾＋撃ちまくりでいけます。

扉の近くからビーム砲二つという場所はビーム砲を破壊すれば扉が開く。

ラストは噴出す炎にあたらないように気をつける。