ホラーゲームレビューの部屋

DOOM3

 

DOOMは昔からのFPSゲーマーならおそらく誰でも知っているであろうタイトル。
主人公は火星基地に派遣されるが、着任早々異常な事態が発生する。
その真相を探るべく行動していく、というストーリー。
DOOM3は初代DOOMのリメイク的な作品だが、DOOM3ではホラーゲームとしての色合いが濃くなっている。

グラフィックは、DOOM3が発売された2004年当時は、非常にインパクトがあったリアルさだった。
グラフィックの美しさやリアルさは、このゲームの目玉の一つだった。
視覚的な恐さやグロさは当時としては最高レベルだったと思う。
自分はDOOM3をプレイしたころは、FPSゲームにもホラーゲームにも慣れていたのだが、それでも長時間プレイしたら少し気分が悪くなった。
基本的にライトを使わないと真っ暗なエリアが多く、それだけでも長時間プレイすると目が疲れそうではある。
それに加えて、 前述の視覚的な恐さや気持ち悪さも加わり、気分が悪くなったのだと思う。

ホラーゲームとしてはどうなのかというと、視覚的な恐さは素晴らしかった。
しかしクリア後に冷静になって考えてみると、「恐い!」よりも「びっくり!」な演出が多かったように思う。
次は何が出てくるのかという緊張感は、常にある。
でも慣れもあって、ゲーム終盤に近づくにつれて、ホラーアクションというより普通のアクションゲームになってしまっていた。

FPSゲームに抵抗感が無く、なおかつホラーゲームも好きな人ならプレイして損はないゲームだと思う。
お化け屋敷みたいなゲームを求めている人にもぴったりのような気もする。
でもFPSゲームが苦手な人には、ちょっと敷居が高いかなという気がしないでもない。
ホラーアクションゲームというより、ホラー風味のFPSアクションゲームという感じ。
視覚的な恐さはなかなかだったので、そちらを重視する人にはおすすめ。

 



 

 


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