PCホラーゲームレビューの部屋

 

ナイトメアクリーチャーズ

 

 

 

ナイトメアクリーチャーズはPSのホラーアクションゲーム。
日本ではソニーから発売されたが、元はイギリスのKalisto Entertainmentという会社が開発した洋ゲー。

ロンドンに潜む怪しい研究をしている魔術師をどうにかしようというストーリー。
このゲームは、プレイ前にストーリーを頭に入れてから始めることが重要。
ストーリーがわからないと、割とよくありそうなアクションゲームという印象になってしまう人が多いと思う。
ストーリーの詳細やバックグラウンドはオープニングのムービーで説明される。
そういうわけなので初回プレイ時はオープニングムービーを飛ばさないほうが良い。

悪の魔術師をどうにかするといっても、実際は魔術師のアジトにのりこんでバッタバッタと切りまくるのみ。
謎解きなどはほとんどなし。
男性キャラと女性キャラのいずれかを選ぶことができ、それぞれ特性が違っている。

システムは3Dのアクションゲームで、イメージとしてはFPSゲームを三人称視点にしてみましたという感じだと最初は思った。
実際やってみると、これはむしろ格闘ゲームに近い。操作性は完全に格闘ゲーム。コンボもあるし。
メイン武器も男は杖、女はサーベルで、銃なども一応あるがメインとしては使えない。
時々ムービー(というか挿絵)が挿入され、ストーリーの展開が補完される。

格闘ゲームに影響を受けているせいだと思うが、ザコ敵も意外に硬かったりする。
こういうタイプのゲームだとザコ敵なら一発か二発で片付くのが普通だと思うが、だらだらプレイすると
なかなか片付いてくれない。ゾンビが軽いステップで攻撃をかわした時は、思わず笑ってしまった。

もともと洋ゲーなので、国産ゲームとは雰囲気がちょっと違う。
ゾンビが真っ二つになって吹っ飛んでいく様は洋ゲーらしさを感じさせる。

バイオハザードのようなホラー映画的な演出はほとんどないが、ホラーゲームとしての怪しい雰囲気はそれなりにあると思う。
しかしかなり忙しいアクションゲームなので、怖がっている暇がない。

ホラーっぽいゲームが好きで、なおかつ格闘ゲームも好きという人以外は、クソゲーだと判断する人が多いかもしれない。
キャラの動きなどはスピード感があるが、全体的にテンポが悪いというか、万人受けはしないゲームだと感じた。

 


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