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NOCTURNE 日本語版

 

 

 

ノクターンはWindows対応のホラーアクションゲーム。開発はTerminal Reality。
秘密の組織の調査員「ストレンジャー」として、世界各地の不思議な現象やモンスターたちを調査していく。
システムはバイオハザードのような三人称視点を採用している。
日本語版は画面下に字幕が表示される。

このゲームは欠点も結構あるが、何が素晴らしいかというと、雰囲気が素晴らしい。
まるで映画のような最初のムービーから始まり、いかにもハードボイルドといった感じの主人公ストレンジャー。
音響効果や当時としては美しいグラフィックにいたるまで、独特の世界観を醸し出している。
こういう、かっこいい美しいといった雰囲気を重視して作られた作品というのは他にもあると思うが、なかなか難しいようで
ノクターンのようにうまく表現されている作品は少ない。

同じようなシステムのバイオハザードと比べると、 プレイヤーに対する親切さや難易度はかなり厳しい。
操作性も悪いし、全体的に洋ゲーらしい厳しさがあり、油断しているとあっさりゲームオーバーということもよくある。
イベントシーンでキャラが扉にひっかかったりすることもあり、ゲームとしての完成度は微妙。

個人的にはかなり好きなゲームで、怖い・かっこいい・美しいという三拍子が揃っている。
いや怖さはそれほどでもないかもしれない。
映画のような雰囲気を堪能するゲームであると思う。
もの凄い怖さが無くても、欠点が多くても、なぜか印象に残る。そういうゲーム。

すべてのストーリーをクリアしたあとのエピローグは、なかなか衝撃的。

 

以下、ノクターンの攻略のためのちょっとしたTIPS。

敵はそれぞれ苦手な弾があるので、それを使い分ける。

セーブはまめにしたほうが良い。クイックセーブだけでなく、普通のセーブも使ったほうが良い。
まずい状態でセーブしてしまうと、最悪そのシナリオを最初からやりなおすことになったりする。

ノクターンでは、高いところから落っこちて死亡というパターンがよくあるので、落ちそうな場所の前には必ずセーブ。

扉を開けるための鍵は、部屋の中に落ちてたり、敵が持っていたりする。どちらのパターンも見落としやすいので、画面をよく見る。
敵が持っている場合、敵を倒しても自動的に入手にはならず、拾う必要がある。

 


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