ホラーゲームレビューの部屋

 

THE サウンドノベル

 

 

 

PSのサウンドノベル。SIMPLE1500シリーズのVol.31。
発売はD3パブリッシャー。開発はオーパーツ。
ソフト名は「THE サウンドノベル」だが、本当は「闇き森の果て(くらきもりのはて)」というタイトルらしい。

山奥の屋敷で家庭教師のバイトをしている女友達から、迎えに来て欲しいと頼まれた主人公。
車で屋敷に辿りついたが、到着そうそう車のタイヤがパンクしてしまう。
女友達とともに屋敷に泊まることになったが、なんだか怪しい屋敷だった・・・
こんな感じのストーリー。

システムはタイトルそのままのオーソドックスなサウンドノベル。
選んだ選択肢によってシナリオが変化していくが、そもそも選択肢があまり出てこない。
シナリオはオカルトホラーとサスペンス。
全てのシナリオをプレイした感想としては、サスペンス的シナリオのほうがメインだと思う。
そっちのほうが力が入っている感じがした。

展開によっては井戸に突き落とされて地下迷路みたいな場所を歩くことになるが、これが結構面倒くさい。
昔のアドベンチャーゲームのようだった。
エンディングはバッドエンドを含めて11個あるが、なんだか中途半端な終り方をするものもある。
他のサウンドノベルなら「ゲームオーバー」と表示されるようなものも含めての11個なので、少なく感じる。

ホラーゲームとしては、たいして怖くない。
というか、ホラーに慣れている人なら、ちっとも怖くないと思う。
普通のサウンドノベル。

選択肢も少ない、シナリオの分岐も少ない、全体的にボリューム不足、そんな感じ。
サウンドノベルやホラーゲームにあまり免疫が無い人なら、それなりに楽しめるかもしれない。
しかしそういう人はこのゲームに注目することも無さそう。うーん。

 


ホラーゲームTOP  PCホラーゲーム ゲーム機のホラーゲーム  無料ゲームとデモ版のレビュー