ホラーゲームレビューの部屋

THE THING 遊星からの物体X

1982年のホラー映画「遊星からの物体X」の続編にあたるストーリーのゲーム。邦題は遊星からの物体Xだが、原題は「The Thing」という。
映画は南極の観測基地を舞台に、人間を襲う宇宙生物にメンバーが一人また一人と喰われてしまい、さらに喰った人間そっくりに擬態するため、誰が物体Xに乗っ取られているのかわからない中、事態打開を図っていくというストーリー。管理人は、まだホラー映画にあまり免疫がないころにこの映画を見てしまい、強烈なインパクトを受けたことを憶えている。

そんな映画の続編ということでかなり期待していたが、実際にプレイしてみると、わりとオーソドックスなアクションホラーゲームという印象。
基本的にはTPS（三人称視点）のアクションアドベンチャーという感じで、謎解きなども簡単なほうだと思われる。海外のアドベンチャーゲームに慣れている人からすると、かなり簡単に感じられると思う。

ストーリーの都合上、グロいシーンはたくさん出てくるが、怖いという演出は少ないように感じた。
昔、これの映画を見た時は強烈なインパクトを感じたが、その後多くのホラー映画やホラーゲームをプレイした後だと、昔の映画ほどのインパクトはないなあというのが正直なところ。ただホラーゲームとしてはそこそこ面白かった。