ホラーゲームレビューの部屋

 

ざくろの味 (SFC)

 

スーパーファミコンのサウンドノベル。メーカーはイマジニア。
「弟切草」や「かまいたちの夜」と比べると、マイナーなイメージだった。
作家の卵である主人公が雑誌編集部のビルを訪れたときに地震が発生し、ビルが地盤沈下してしまう。主人公たちはビルに閉じ込められてしまう。そんなストーリー。

「ざくろの味」というタイトルからして、嫌な感じのものを想像してしまうが、メインのシナリオはまあタイトルそのままかな、という内容。
マルチエンディングではあるがシナリオの数は少ないし、バッドエンド(というかゲームオーバー)になりやすかったりもする。
しかしシナリオが良いというか、キャラの描写が良いというか、なかなか面白かった。当時のスーパーファミコンの他のサウンドノベルは和風ホラーが多かったように思うが、「ざくろの味」はちょっと独特な雰囲気で、異彩を放っているように思う。個人的にはなかなかの名作じゃないかと思っている。和風ホラーものにあきている人におすすめ。

 


ホラーゲームTOP  PCホラーゲーム ゲーム機のホラーゲーム  無料ゲームとデモ版のレビュー