ホラーゲームレビューの部屋

 

DEMENTIUM 閉鎖病棟

DEMENTIUM 閉鎖病棟」は2008年発売のDSのホラーゲーム。
記憶喪失の主人公が、廃墟となった病院から脱出をめざす。
FPS(一人称視点)ゲーム。
発売後、医療関係の団体から販売中止を求めるクレームがついた。
原題は「Dementium: The Ward」。

実際にやってみると、PCゲームならよくありそうなFPSゲームという印象。
PCのFPSゲーマー向けに大雑把に言うと、DOOM3みたいなゲーム。
ただし、舞台が病院。
そういえばサイレントヒルとかSIRENにも病院のステージはあった。

廃墟となった病院が舞台。暗い病院の中を、懐中電灯片手に進む。
病院の中は、いろいろ気持ち悪い状態になっている。
ホラーになれていない人は、これだけでも怖くなるかもしれない。
ホラー系洋ゲーになれている人なら、それほどでもない。

謎解きは普通のアドベンチャーゲームなどとは違って、難しいものはあまりない。
先に進むためのドアの開け方とか、アイテム入手のためとかに、ちょっとした謎解きがある。
ストーリーはあるが、ストーリー重視というより、気合で脱出して下さいという感じ。
基本的には、頭よりも指先を酷使するゲームだと思う。
こういったセッティングは、典型的な洋ゲーFPSという感じがする。

PCのFPSゲーム環境に慣れていると、DSのタッチペンでFPSゲームというのはかなりの違和感がある。
昔、ノートPCのタッチパッドでFPSのマルチプレイ(ネット対戦)を試したことがあった。
あの時と同じくらいの違和感。
特に、左手で撃つのと移動を両方やるってところ。
でもあきらめてやっていくうちに慣れてきた。

率直な感想としては、普通のホラー系FPSゲームだなという感じ。
遊園地にあるお化け屋敷のアトラクションみたいなもん。
ただDSのゲームとしては、異彩を放っているのは確か。
Dementiumが面白いと感じた人なら、パソコン用だが、DOOM3とかAliens vs. Predatorなども楽しめると思う。

 

 



 

 


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