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19時03分 上野発夜光列車

 

 

 

19時03分上野発夜光列車はPSのサウンドノベル。メーカーはヴィジット。
最終電車」の続編的な作品で、二人の主人公のうちの一人は最終電車の登場人物。
19時03分発の上野発札幌行きの寝台特急「北斗星5号」に様々な人物が乗り込むが、その寝台特急で異常な事態が発生する。
メインはそんな感じのストーリー。

メインシナリオはサバイバルホラーといえると思うが、最終電車と比べると怖くない。
詳細は書かないが、個人的にはちょっとリアリティが感じられず怖くなかった。
ホラーにもいろいろあって、このゲームの場合は、怖いと思える人には非常に怖い、あるいは気持ち悪いかもしれない。

最終電車ほどではないと思うが、選択肢を間違うとゲームオーバーになるというのはある。
途中からやり直しができる路線図システムがあるので、それほど問題にはならない。

シナリオの分岐やエンディングは結構あるが、基本的な設定はメインシナリオからあまり変わらない。
シナリオの根本的な部分は変わらず、展開が変わるとか、生き残れる登場人物が変わるとか、そういうシナリオが多い。
何も起こらず平和に終わってしまうようなシナリオもある。

主人公の一人が最終電車の登場人物ということもあり、前作に関する話もゲーム中にちょくちょく出てくる。
しかし前作を未プレイでも、特に問題は無い。ストーリーが繋がっているとか、前作で出てきた怪物が再登場するとか、そういうことは無いので。

ホラー的な内容を期待するといまいちかもしれないが、普通のサウンドノベルとしてなら楽しめる。
タイトルが「夜行列車」でなく「夜光列車」である理由は、メインシナリオをクリアすればわかる。

 


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